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2021/07/14お役立ち情報
【生産管理】自動車部品メーカー日本発条の職種紹介|文系:事務系総合職

メーカーや製造などの募集要項で目にする「生産管理職」に興味がある人も多いと思います。
「生産管理職」が、ものづくりにおいてどのような役目を果たす職種で、仕事内容は具体的に何があるのかなど、気になりますよね。
今回は、自動車部品メーカーである日本発条(ニッパツ)の「生産管理職」や、一般的な「生産管理職」について、仕事内容ややりがいなどを紹介します。

生産管理職とは

一般的に生産管理職とは、QCDを考慮した上で効率的に生産できるよう、生産活動の計画や組織、コントロールといった、総合的な管理活動をする職業です。

QCDとは、製造業で重要な三大要素(Q:Quality=品質/C:Cost=コスト/D:Delivery=納期)で、特に品質はお客様の信頼を得る要となります。


生産管理職はものづくりにはなくてはならない存在で、製品生産の始めから終わりまでの管理を行う仕事なのです。

・需要予測:市場の状況や過去のデータなどを見極めて製品の需要を予測する
・生産計画:製品をつくるために必要な原材料や設備、人員数などの情報を整理し、生産量や時期などが最適になるように生産計画を立てる
・調達・購買計画:コストダウンを念頭に仕入れ先を決定し、適切な品質の資材を必要な量だけ、決められた時期までに調達する
・生産実施:調達・購買と連携し、生産計画に従って余裕を持って設定した時期に生産を実施する
・生産統制:需給バランスを見極めた生産コントロールにより、円滑な計画進行を行う
・品質管理:資材、仕掛け品、ネジなどの細かい部品、完成品などのすべての品質をくまなくチェックする
・在庫管理:調達・購買と連携して適正在庫を保ち、効率よく在庫を消費できるように管理する
・工程管理:生産全体の効率化を目指すために、工程ごとに標準リードタイムを設定して管理する

このように生産管理職は幅広い領域を管轄するため、全体を見通して、各部署とコミュニケーションを取りながら業務を進めることが求められます。
小規模の企業では上記の仕事内容全てを担うこともありますが、企業の規模が大きくなると調達・購買や品質管理など、職種や役割が細分化するケースがほとんどです。

企業規模によって役割分担はあったとしても、いかにQCDを考慮し、高効率かつ高品質な生産を実現させるかは、生産管理職にとって共通した重要事項といえます。


余談ですが、大ヒットドラマ『下町ロケット』でも、QCDの重要性が描かれていたことはご存じでしょうか。
製造業の町工場を舞台に、条件をクリアするために四苦八苦する姿が記憶に残っている人も多いと思います。
それほどQCDは、生産管理職が製品生産を進める上で注力すべき大切な要素なのです。


次章では、自動車部品メーカーである日本発条の、生産管理職の具体的な仕事内容を紹介します。

日本発条の生産管理職の仕事内容

日本発条の生産管理職は、ものづくりを管理する仕事です。
営業と生産現場との調整、資材調達、納期対応など広い守備範囲で全体をコントロールします。

以下は具体的な仕事内容の一部です。
① 生産計画の立案
② 製品の出荷・納入計画の調整
③ 納入に伴う物流の検討
④ 部品・材料発注
⑤ 生産に伴う工場の原価確認(営業が作成する見積もりの元となる)
⑥ 製造現場のマネージメント


このように、自動車部品メーカーの生産管理職として、QCDを満たした生産の計画やコントロールを行っています。
次章では、日本発条の生産管理職のやりがいや面白さを見ていきましょう。

日本発条の企業サイトや採用サイトにも生産管理職についての情報を掲載していますので、ぜひ見てみてください。


【関連記事】
『【日本発条の採用】新卒必見!ニッパツの魅力や職種を紹介』

日本発条の生産管理職のやりがい

日本発条の生産管理職のやりがいや面白さは以下のようにたくさんあります。

・一見、全て同じように見えるばねには、さまざまな技術が盛り込まれ、常に進化し続けているという奥深さがあり、その生産をコントロールすることが面白い
・自動車メーカーの開発スピードが短縮されるにつれ、現状よりレベルの高いものをより短いサイクルで要求されるようになったが、何とかやり遂げて成果が得られた時は、働きがいを強く感じる
・世界最高レベルの精密部品の生産現場を、身近に感じながら仕事ができる
・製品の製造中にトラブルが起こっても、全員の協力を仰ぎながら解決した時は達成感がある
・自分が中心となって仕事をコントロールする感覚は何物にも代えがたい
・若手社員でも、責任ある仕事を任せてもらえ、課題を解決した時には達成感がある

このように、生産管理職だからこそ実感できるやりがいや面白さ、醍醐味があるのです。
日本発条の企業サイトでは、実際に生産管理業務に従事している社員のインタビューも紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

※日本発条企業サイト:「採用情報 人・仕事紹介 職種一覧」

まとめ

今回は、日本発条の「生産管理職」について、具体的な仕事内容ややりがいなどを紹介しました。

■生産管理職
・ものづくりにはなくてはならない存在
・生産の始め(計画)から終わり(出荷)まで携わり、生産計画のコントロールを行う
・需要予測や生産計画、調達/購買計画や品質管理など、多岐にわたる仕事内容

■日本発条の生産管理職
①生産計画の立案
②製品の出荷・納入計画の調整
③納入に伴う物流の検討
④部品・材料発注
⑤生産に伴う工場の原価確認(営業が作成する見積もりの元となる)
⑥製造現場のマネージメント

■日本発条の生産管理職のやりがい
・さまざまな技術が盛り込まれ、常に進化し続けるばねの生産をコントロールする面白さ
・現状より高品質短納期という難しい要求に応えて成果が得られた時にやりがいを感じる
・世界最高レベルの精密部品の生産現場を、身近に感じながら仕事ができる
・自分が中心となって仕事をコントロールする感覚は何物にも代えがたい

いかかでしたか?
名前だけでは具体的に想像ができない「生産管理職」を詳しく知ることで、就職後のイメージが湧きやすくなったのではないでしょうか。

日本発条では、このコラムで紹介したように、やりがいや面白さ、醍醐味のある生産管理部門への配属も行っています。
日本発条は卓越した技術力と生産力を駆使し、クルマの操縦を安定させて乗り心地を左右する「懸架ばね」世界一を誇っている企業です。
学生時代に履修した経営管理科目やマーケティングなどの知識を生かしたいと思う、あなたの応募をお待ちしています。


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