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2020/09/07お役立ち情報
自動車部品メーカ志望動機|メーカ担当者が伝える書き方のポイント

この記事では、自動車部品メーカの担当者が伝える、志望動機の書き方のポイントについてまとめています。
志望動機の書き方だけでなく、自動車部品メーカ入社後に役立つ知識もたくさん詰まっていますので、ぜひ参考にしてみてください。

自動車部品メーカ担当者の目に留まる志望動機とは

自動車部品メーカの採用担当者が目を留める志望動機には3つのポイントがあります。

1:「なぜ志望するのか」が具体的かつ明確
2:感情的要素が含まれている
3:企業理解が深い

上記に当てはまる志望動機にするには、必然的に自分自身を見つめ、しっかり企業研究を行うことが必要とされます。

採用担当者は、志望動機からあなたの理解を深めたいと思っています。
また、あなたにも会社を理解し、本当に自社で働きたいのかどうかを深く考えた上で志望してほしいと思っています。

だからこそ、志望動機は3つのポイントをしっかりおさえ、あなたの志望度の高さが採用担当者に伝わるようにしましょう。

■1:「なぜ志望するのか」が具体的かつ明確
一番のポイントは、理由が具体的かつ明確であることです。
志望動機を具体的に明確化させるには、
・5W1H
・固有名詞
・データや数字
を意識することが有効です。

■2:感情的要素が含まれている
「人は論理ではなく感情で動く」という言葉があるように、あなたのパーソナルな感情(想い)は志望動機において非常に重要です。
・過去に身をもって体感したこと
・今の自分が心を動かされること
このような内容を志望動機に含めることで、あなたの人間性や魅力をよく表すことができます。

■3:企業理解が深い
企業理解に大切なのは、「あなたがどのような企業だと認識しているか」が明確であることです。
入社前にその企業の全てを理解することはできません。
だからこそ、様々な視点から想像を膨らませ、自分なりの「企業像」を持つことがポイントといえます。

例えば、ナビサイトや企業サイトの情報をみるときも、
・創業者はどんな想いで会社を立ち上げたのか
・どのような人がどんな想いで働いているのか
・世の中に対してどのような価値を提供しているのか
といったことまで想像力を働かせてみてほしいと思います。


採用担当にあなたの想いや魅力を伝えるため、また自分にマッチしていない企業を選ばないためにも、上記を参考に志望動機を考えてみてくださいね。

※記事の後半には、これらのポイントをふまえた志望動機例があります。
よかったら参考にしてみてください。

自動車部品メーカの志望動機の書き方

自動車部品メーカの志望動機の書き方には、大きく3つのステップがあります。

STEP1:志望動機を深堀りする
STEP2:採用サイトを確認する
STEP3:志望動機を「PREP法」で作成する

企業と求職者、お互い入社後のミスマッチは、できるだけ少ないことが理想です。
今回紹介する3つのステップでは、そんなミスマッチ軽減も意図した内容となっています。
よかったら読みながら実践してみてくださいね。

■STEP1:志望動機を深堀りする
志望動機の明確化には、自分のことを深堀りできる以下の2つがおすすめです。
1:具体的な質問と抽象的な質問を繰り返す
2:さらに「なぜ」を繰り返して深堀りする

例えば、あなたが「メーカ」に魅力を感じる場合、まずは下記のように質問を繰り返します。
Q:メーカにはどんなものがあるのか?(具体的な質問)
A:自動車メーカ、精密機械メーカ、アパレルメーカ、食品メーカなど
Q:これらに共通する要素は?(抽象的な質問)
A:ものづくり、高品質の追求、新製品の開発、人々の生活を支えている、など
Q:これらの抽象化された要素すべてに魅力を感じている?(具体的な質問)
A:新しい製品を開発することに一番魅力を感じる

ここまでで、あなたは「新製品の開発」に魅力を感じていることがわかりました。
次に、「なぜ」を繰り返します。

Q:なぜ、新製品の開発に魅力を感じるのか
A:新しく生み出すことに価値を感じるから
Q:なぜ、新しく生み出すことに価値を感じるのか
A:誰かの悩みを解決することができるから
Q:なぜ、誰かの悩みを解決したいのか
A:自作した機械で、困っていた友達を助けられたことが嬉しかったから

このように、1と2の質問を繰り返して動機を明確化させていきましょう。

■STEP2:採用サイトを確認する
採用に力を入れている企業には、企業サイトとは別に「採用サイト」というものがあります。
採用サイトの目的は「ミスマッチの少ない採用」です。
例えばナビサイトでは、掲載できる情報が形式で決まっているため、その企業の“らしさ”を伝えるには制限がかかってしまいます。
自社の魅力を、形式にこだわらず自由に表現し、求職者の企業理解を深めてもらう。
そうした目的があるからこそ、採用サイトをしっかり読み込み、自己分析で明確になった「なぜ志望するのか」と照らし合わせてみてほしいと思います。
  
※日本発条採用サイトのトップページはこちら

■STEP3:志望動機は「PREP法」でかく
「PREP法」とは、文章を書く時に基本となる型です。
最初に結論を話し、その結論である理由を述べ、具体例で説明し、最後にもう一度結論を伝えます。
・Point(結論)
・Reason(理由)
・Example(具体例)
・Point(結論)
上記の順に文章を構成すると、相手にわかりやすく情報を伝えることができます。
PREP法は、例えば志望動機以外でも、日常的な業務連絡からプレゼンテーション、営業トークなど、様々なビジネスシーンで活用されています。
汎用性の高い文章術なので、ぜひ覚えておいてほしいと思います。

自動車部品メーカの志望動機例

ここまでの内容を踏まえて、「部品開発」に魅力を感じる人の志望動機を紹介します。

【P:結論】
私は、新製品を開発することで身近な人の役に立ちたいという思いから、自動車部品メーカである貴社の技術系総合職を志望します。
【R:理由】
学生時代に私は、自作した機械で友人を手助けできた経験から、小さくても新しいものを生み出す価値の大きさに感動を覚え、部品開発のやりがいと魅力を、身をもって体感しました。
【E:具体例】
貴社では、自動車を始め、産業・生活、情報通信と幅広い分野で「ばね」という世の中になくてはならないキーパーツを生み出し、精力的に新しい分野へ挑戦し、グローバル化も加速させています。
貴社の開発した数々の製品を知るほど、一つの部品に対する可能性に益々魅力を感じております。
特に貴社のセラミックばねを知ったときは、自分の持つ常識を凌駕しており、非常に強い興味関心を抱きました。
【P:結論】
自身の経験と、専攻している無機化学の知識を生かし、メーカとしてものをつくる側の人材になりたいと考え、世界に誇るばねのコア技術を持つ貴社への志望を決意しました。

まとめ

この記事では、自動車部品メーカの志望動機についてお伝えしてきました。

■自動車部品メーカの志望動機 3つのポイント
1:「なぜ志望するのか」が具体的かつ明確
 2:感情的要素が含まれている
 3:企業理解が深い

■自動車部品メーカの志望動機の書き方 3つのステップ
 STEP1:志望する動機の明確化
 STEP2:採用サイトを確認
 STEP3:志望動機としてまとめる

日本発条では、世界ナンバーワンのばねメーカとして、国内外50社を超えるグループ会社の結束と80年間積み重ねてきた実績から、新たな技術や分野を開拓し続けています。
体験型を含む幅広い研修で技術を学び、充実した社内制度と福利厚生で私生活と仕事をサポートしています。

安定した環境で新しいことにも挑戦したいのであれば、ぜひニッパツへ飛び込んできてほしいと思います。

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