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2020/11/09お役立ち情報
【生産技術職】自動車部品メーカ日本発条の職種紹介|理系:技術系総合職

「生産技術職」という職種を募集要項で見かけて興味がある人も多いと思います。
しかし、「生産技術職」がどんな職種なのか、具体的な仕事はどのようなものなのか、わかりにくいで部分がありますよね。
今回は、一般的な「生産技術職」や、自動車部品メーカである日本発条(ニッパツ)の「生産技術職」について、仕事内容ややりがいなどを紹介します。

生産技術職とは

一般的に生産技術職とは、ものづくりの生産工程全体を把握し、高品質な製品をつくるために効率的な生産体制を構築する職種です。

主な業務としては、以下が挙げられます。
・生産工程の設計、改善
・必要な技術の探索、開発
・量産設備の維持、改善
・開発工程の革新
・現場へのヒアリング
・現状の課題調査、解決

業界や業種によって細かい仕事内容は異なりますが、生産技術職の業務内容は幅広く、ものづくりにおいてなくてはならない仕事です。

同じ作業を繰り返すような単純な業務ではないため、幅広い知識やコミュニケーション能力、論理的思考力が求められます。

現在大量生産の現場で当たり前のように使用されている「ベルトコンベア」の導入は生産技術の革命でした。

世界初の量産車であるフォード社のフォード・モデルTは、量産当初、人間が自動車の周りに集まって組み立てていました。
しかし、1913年にベルトコンベアが導入されて流れ作業が可能になったことにより、生産性が急速に向上したのです。

生産技術職は、どの分野においても「ものづくり」の将来を担う要と言えるでしょう。

次章では、自動車部品メーカである日本発条の、生産技術職の具体的な仕事内容を紹介します。

日本発条の生産技術職の仕事内容

日本発条の生産技術職は、ものづくりの原点となる仕事です。
効率的で高品質な製品を作る製造現場の構築を追求することはもちろん、お客様の要求に応えるだけでなく、一歩先を行く提案を行います。

以下は、業務内容を、日本発条の様々な部署ごとにピックアップしたものです。

■自動車用懸架ばねの試作業務や解析業務(ばね生産本部)
・製造現場で、ばねを巻く作業から、ばねに過荷重をかける工程までを試作
・設計仕様に基づいて、試行錯誤しながら製品作成、評価、修正を繰り返す
・ばねの形状変化などを予測するFEM(有限要素法)解析

■自動車用シート製品の製造現場の効率や安全性の向上及び、品質の向上(シート生産本部)
・製造設備を新しく導入する為に、工場内のレイアウトを構築
・設備をより長く維持管理するためのメンテナンス計画を作成
・製造現場の安全や品質、生産管理

■生産性向上を目的とした製造管理や製造現場の計画、設計、改善(精密ばね生産本部)
・精密ばね組立工程の品質管理や進捗管理、製造現場へのヒアリング
・省エネルギー活動のためのクリーンルーム空調の制御改善や、生産性向上のための水素炉のレイアウトを構築

■日本発条の様々な部署の生産設備の設計(技術本部)
・最先端の技術をものづくりに活かす研究開発
・製造現場で人が行っている作業を自動化する技術・生産設備の開発
・既存の装置をより使いやすく、より高品質を目指してカスタマイズ


上記から、「生産技術職」と一言で表しても、ものづくりに関する様々な部署での多岐にわたる業務があることが分かります。

日本発条の生産技術職は、ものづくりの現場のベースとなる、製品を供給するための生産体制の構築や生産性の向上、製品の試作や解析を行っているのです。

次章では、日本発条の生産技術職のやりがいや面白さ、醍醐味を紹介します。
日本発条の企業サイトや採用サイトにも生産技術職についての情報を掲載していますので、ぜひ見てみてください。

※関連記事:「【日本発条の採用】新卒必見!ニッパツの魅力や職種を紹介」

日本発条の生産技術職のやりがい

日本発条の生産技術職のやりがいや面白さ、得られる達成感は以下のようにたくさんあります。

・製造工程や生産方法の立案に携わり、計画に則って変えられること
・自分の考えを基盤に製造現場を作り上げられること
・量産製品の品質を保ちながら、いかに作業者に負担をかけずに、生産性を向上させるかを考えた工場レイアウトが評価されること
・自分が設計した装置が工場に導入され、目の前で稼働しているのを見られること
・当社が取り扱う製品の幅(カテゴリー)が広いため、一つとして同じ仕事がないので苦労もあるが、機械装置を作り上げたときの達成感は格別に感じられること
・ばねの形を作り上げる工程に携われること
・難易度の高い製品ほど、何度も試作を重ねるので完成したときに大きな達成感を得られること
・自分の形作った製品がいずれ量産され、日常で目にするクルマに取り付けられること
・技術を身に付ければ、若手でも海外拠点の支援などに挑戦する機会をもらえること


このように、日本発条の生産技術職だからこそ実感できるやりがいや面白さ、達成感があるのです。

日本発条の企業サイトでは、生産技術職の社員インタビューも紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

※日本発条企業サイト:「採用情報 人・仕事紹介 職種一覧」

まとめ

今回は、日本発条の「生産技術職」について、具体的な仕事内容ややりがいなどを紹介しました。

■一般的な生産技術職とは
・ものづくりの工程全体を把握し、高品質な製品をつくるための効率的な生産体制を構築する職種
・業務内容は幅広く、業界や業種によって仕事内容は異なるが、なくてはならない仕事

■日本発条の生産技術職とは
・製品を供給するための生産体制を構築
・生産性を向上させる
・製品の試作や解析を行う

■日本発条の生産技術職のやりがい
・製造現場を作り上げられる面白さがある
・自分が設計した装置が稼働したり、製品に組み込まれたりする喜びがある
・苦労を重ねてできた機械装置が完成した時や難易度の高い製品が完成した時などに達成感がある
・技術を身に付けることで、年齢に関係なく活躍の機会が得られる


いかかでしたか?
名前だけでは想像ができない「生産技術職」を具体的に知ることで、就職後のイメージが湧きやすくなったのではないでしょうか。

日本発条では、このコラムで紹介したように、やりがいや面白さ、達成感のある生産技術職の部門への配属も行っています。

日本発条は、なくてはならないキーパーツを世の中に送り出し「ものづくり」を通じて豊かな社会の発展に貢献している、グローバル企業です。

国内・海外に生産技術職の活躍の場を設けており、コロナ禍のピンチもチャンスに変えるべく、「創造挑戦型企業」「開発提案型企業」を目指して「可能性への挑戦」を続けています。

常に時代の変化に対応・挑戦してきた結果、2019年に80周年を迎えました。

日本発条は、設計や試作、解析などの経験を活かしたいと思う、あなたの応募をお待ちしています。

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