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2020/10/26お役立ち情報
【研究開発職】自動車部品メーカー日本発条の職種紹介|理系:技術系総合職」

理系の募集要項などでよく目にする、「研究開発職」に興味がある人も多いと思います。
しかし、「研究開発職」とは何か、具体的にどんな仕事をするのかわかりにくいですよね。
今回は、自動車部品メーカーである日本発条(ニッパツ)の「研究開発職」や、一般的な「研究開発職」について、仕事内容ややりがいなどを紹介します。

研究開発職とは

一般的に研究開発職とは、調査対象の基礎的研究とその応用化研究の成果をもとに、実用化や新製品の開発、既存製品の再開発などを行う職種です。
英語ではR&D(Research and Development)と呼ばれています。

研究対象や仕事内容は業界や企業、部門によって大きく異なり、以下の例はほんの一部です。

■食品関係
・企画条件に沿った商品の開発/再開発
・試作品の作成
・成分の定量分析
・製品の品質管理や安全性の検証
・他社製品の調査/研究

■化学関係
・各種原料や化学材料の合成や分析
・化合物の構造研究や物性評価などの基礎研究
・大学との共同研究
・試作品合成とその試験
・特許出願

■医薬品関係
・新薬開発
・医薬候補化合物の設計や合成
・医薬候補化合物の薬効薬理評価、フィードバック
・大量合成法の検討
・安全性試験
・薬物動態試験
・臨床試験

■IT関係
・次世代検索エンジンの研究開発
・生体認証などセンサー技術の研究開発
・AI/ロボットの研究開発
・宇宙事業に関する研究開発

■自動車関係
・製品および部品の新規開発/再開発
・製品および部品の強度耐久試験
・構造解析
・仕様検討
・次世代自動車開発


このように、「研究開発職」には業界などによる違いが大きいことがわかりますね。

上記で想像が難しくても、2019年に「リチウムイオン二次電池の開発」でノーベル化学賞受賞者の吉野 彰氏が、旭化成株式会社の企業研究者だったことは記憶に新しいことでしょう。

どの分野の研究開発職も、多くの人々の生活に影響を与える重要な職種なのです。

次章では、自動車部品メーカーである日本発条の、研究開発職の具体的な仕事内容を紹介します。

日本発条の研究開発職の仕事内容

日本発条の研究開発職は、新たな強みとなる製品や技術を追求する仕事です。
本事業分野ごとに、様々なテーマについて基礎研究と応用研究開発を並行して行っています。

■基礎研究開発(世界最先端の研究設備を備え、次世代のテクノロジーを育てる「創造挑戦型」)
・材料分野:金属、高分子およびセラミック材料などの材料特性を幅広く研究し、新素材や表面処理技術を開発
・加工技術分野:異種材料の高度接合技術や超精密加工技術を研究
・解析技術分野:有限要素法(FEM)による構造、熱伝導、流体解析などを開発品の設計および評価に活用すると同時に、新規解析技術の確立
・分析技術分野:高度な分析装置を駆使し、製品開発への適用と新しい分析技術の構築


■応用研究開発(時代の変化を先取りして、お客様のニーズに迅速に対応する「開発提案型」)
・自動車の環境分野や安全分野への対応として、懸架ばねの軽量化や高周波の振動防止が可能な「とつばね」の開発、シートの安全機構の研究開発
・ハイブリッド車、電気自動車、クリーンディーゼル車の部品についての研究開発
・情報通信の高度化に向けた対応として、半導体デバイスや液晶パネルの次世代検査装置に使用されるマシナブルセラミックスやコンタクトプローブの開発

このように、自動車部品メーカーとして、自動車の「安全」「環境保全」「快適」「高機能」のためのキーパーツの提供や次世代自動車に対応すべく、日々研究開発を行っているのです。

次章では、日本発条の研究開発職のやりがいや面白さ、醍醐味を紹介します。

日本発条の企業サイトや採用サイトにも研究開発についての情報を掲載していますので、ぜひ見てみてください。

※関連記事:「【日本発条の採用】新卒必見!ニッパツの魅力や職種を紹介」

日本発条の研究開発職のやりがい

日本発条の研究開発職のやりがいや面白さ、醍醐味は以下のようにたくさんあります。

・新製品の構想や設計、デザインから、納入後のフォローまですべての工程で製品に携わり、製品に深く、大きく関わることができる

・試行錯誤して開発した材料や加工技術がお客様に認められ、その製品が実車に搭載されることで世の中の役に立てる

・お客様の求めるニーズ(性能、品質、納期、コスト)に対し、他社よりも早く製品を開発できれば、採用に大きく近づける面白さ

・チームの「団結力」により、いろいろな観点から観察し、高い設計精度を目指すといった難しいテーマを一つ一つクリアして進めていく楽しさ

このように、研究開発職だからこそ実感できるやりがいや面白さ、醍醐味があるのです。

日本発条の企業サイトでは、研究開発職の社員インタビューも紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

※日本発条企業サイト:「採用情報 人・仕事紹介 職種一覧」

まとめ

今回は、日本発条の「研究開発職」について、具体的な仕事内容ややりがいなどを紹介しました。

■一般的な研究開発職
・調査対象の基礎的研究とその応用化研究の成果をもとに、実用化や新製品の開発、既存製品の再開発などを行う職種
・研究対象や仕事内容は業界や企業、部門によって大きく異なる
・どの分野の研究開発職も、多くの人々の生活に影響を与える重要な職種

■日本発条の研究開発職
・基礎研究開発(世界最先端の研究設備を備え、次世代のテクノロジーを育てる「創造挑戦型」)
・応用研究開発(時代の変化を先取りして、お客様のニーズに迅速に対応する「開発提案型」)
・自動車部品メーカーとして、自動車の「安全」「環境保全」「快適」「高機能」のためのキーパーツの提供や次世代自動車に対応するための研究開発

■日本発条の研究開発職のやりがい
・製品に深く、大きく関わることができること
・お客様のニーズに応えた結果、認められること
・チーム一丸となって難題を一つ一つ解決して進めていくこと

いかかでしたか?
あまり想像ができない「研究開発職」を具体的に知ることで、就職後のイメージが湧きやすくなったのではないでしょうか。

日本発条では、このコラムで紹介したように、やりがいや面白さ、醍醐味のある研究開発の部門への配属も行っています。

日本発条は研究開発に力を入れており、先進技術へのチャレンジ、新しい事業分野の開拓、グローバル化や環境負荷低減などに前向きに取り組んでいる企業です。

大学や大学院での研究や解析などの経験を生かしたいと思う、あなたの応募をお待ちしています。

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