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2021/04/14お役立ち情報
部品メーカーの種類|電機・機械・化学・自動車部品メーカー就職のメリット

日本発条(ニッパツ)は自動車に「なくてはならないキーパーツ」である「ばね」を、世界トップの技術で作っている部品メーカーです。
現在多くの部品メーカーがありますが、一括りに部品メーカーといっても、それぞれ役割が分かれています。
また、就職において業界や企業を調べる際にはメリット、デメリットについても知っておくと良いでしょう。
今回は、部品メーカーの種類と部品メーカーに就職することのメリット・デメリットを紹介します。

部品メーカーは大きく分けると4種類

部品メーカーは大きく分けると4種類あります。

■電機メーカー(電子部品を製造している企業)
・日本電産(精密小型モータ、 一般モータ、家電・産業用モータなど)
・村田製作所(コンデンサ、インダクタなど)
・アルプスアルパイン(センサ、タクトスイッチ、エンコーダなど)
・ミネベアミツミ(ベアリング、電磁クラッチ・電磁ブレーキなど)

■機械メーカー(機械部品を製造している企業)
・ジェイテクト(ベアリング、センサなど)
・日本精工(ベアリング、ボールねじなど)
・SMC(エアシリンダ、方向制御機器など)
・荏原製作所(ポンプ、コンプレッサなど)
・THK(LMガイド、ボールスプライン、ボールねじなど)

■化学メーカー(電子材料を製造している企業)
・日東電工(表面保護フィルム、フレキシブルプリント基板など)
・昭和電工マテリアルズ(半導体用材料、ディスプレイ・タッチパネル関連材料など)
・住友ベークライト(銅張積層板、フレキシブルプリント回路など)
・ADEKA(永久帯電防止剤、樹脂添加剤など)
・東京応化工業(カラーフィルター、フォトリソグラフィによる微細加工など)

■自動車部品メーカー
・日本発条(懸架ばね、パワートレイン、制動装置、排気装置関連製品、シート部品など)
・デンソー(パワートレイン、熱機器など)
・アイシン精機(ブレーキ、トランスミッションなど)
・日本精機(計器、センサなど)
・太平洋工業(タイヤバルブ、バルブコアなど)

これら多くの部品メーカーのさまざまな「ものづくり」によって、私たちの生活が成り立っているのです。

尚、日本発条のものづくりについては、企業サイトや採用サイトで詳しく紹介しています。
ぜひチェックしてみてください。

【関連記事】
『【日本発条の採用】新卒必見!ニッパツの魅力や職種を紹介』

次章では、部品メーカーに就職するメリットについて紹介します。

部品メーカーに就職する4つのメリット

部品メーカーに就職するメリットは4つあります。

■やりがいがある
・日本の部品メーカーは世界トップシェアを獲得するほど技術力が高く、世界中で確かな技術に信頼を得ている
・新商品や次世代の商品に関わることができる

■安心して働ける
・経営が安定している企業が多い
・上流工程なので技術を転用できる
(完成品メーカーは自動車やテレビなどの製品が売れなくなるとダメージを受けるが、部品や素材は別の取引先へも応用できる)
・コロナ禍などの急速な時代の変化があっても人件費以外の経費削減に取り組み、リストラを回避して人材を守ろうとする企業が多い

■グローバルに活躍できる
・海外進出をしている企業も多く、海外出張や海外転勤のチャンスがある
・海外との取引がある企業が多く、国内にいても世界を相手に仕事ができる

■働きやすいホワイト企業が多い
・労働組合が強い力を持っているので、有給休暇が取りやすく、福利厚生も整っていて、働きやすい環境が整備されている
・社員寮がある企業も多く、生活費を抑えることができる

このように、部品メーカーへの就職にはたくさんのメリットがあることが分かります。
では、デメリットはどうなのか、次章で見てみましょう。

部品メーカーに就職する4つのデメリット

部品メーカーに就職するデメリットは4つあります。

■社名をいってもわかってもらえない
・製品に社名やロゴなどが表記されないことが多く、どんなに良い部品を開発しても認知されにくい
・あまり知られていないために、第三者に自社を理解してもらうまで時間がかかる

■体力や忍耐が必要とされる場面が多い
・工場勤務の場合、立ち仕事で体力勝負
・黙々と同じ作業を繰り返す業務では、一点集中が苦手だと辛さを感じやすい
・企業や職種によっては夜勤を含むシフトもある

■技術至上主義が社員の負担を大きくしている場合がある
・技術偏重に陥ってしまい、売れないものづくりが経営を圧迫するケースもある
(例えば、ロータリーエンジンの技術は非常に優れているが、市場ニーズに合わず普及しなかった)
・マーケティング力が弱い企業では良い製品でも売れず、業績が上がらないために意気消沈する

■勤務地が都心とは限らない
・本社は首都圏でも、工場は広い土地を必要とするため、郊外や地方に設置している企業も多い
・海外進出に注力している場合、人件費が安い国外の拠点が勤務地になることもある


このようなデメリットはあるとされるものの、全ての部品メーカーに当てはまるわけではありません。

近年では、知名度を上げるためにCMで打ち出したり、製品を売るためにマーケティングに注力したり、社員を守るために福利厚生により力を入れたりと、改善に取り組んでいる企業も多くなってきています。

また、メリットやデメリットは、人の価値観や考え方によって感じ方も変わってきます。
この記事をひとつの目安として参考にしてもらえたらと思います。

まとめ

今回は、部品メーカーの種類と部品メーカーに就職することのメリット・デメリットを紹介しました。

■部品メーカーの種類
・電機メーカー
・機械メーカー
・化学メーカー
・自動車部品メーカー

■部品メーカーに就職するメリット
・やりがいがある
・安心して働ける
・グローバルに活躍できる
・働きやすいホワイト企業が多い

■部品メーカーに就職するデメリット
・社名をいってもわかってもらえない
・体力や忍耐が必要とされる場面が多い
・技術至上主義が社員の負担を大きくしている場合がある
・勤務地が都心とは限らない

尚、自動車部品メーカーへの就職に興味が沸い
たら、他のコラムでも詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

『自動車部品メーカ志望動機|メーカ担当者が伝える書き方のポイント』
『自動車部品メーカーへ就職|メーカーの役割や応募前対策について』


自動車部品メーカーである日本発条は、先進技術によるものづくりで、環境保全性、安全性、省エネルギー、高機能性、快適性を実現し、未来のクルマ社会の一翼を担っている企業です。


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