NHK SPRING RECRUITNG
伊勢原第一工場では、主に半導体製造装置部品を生産しています。
半導体をつくるための装置を開発・製作し、半導体メーカーさんに納める流れになるのですが、社内でもなかなか知られていない製品ですね。
ばねの製造技術だけでなく、金属同士の接合や、セラミックの粉を金属に吹きかけて絶縁体をつくる「溶射」という技術もニッパツの得意分野になります。
私たちは同じ技術課に所属しており、主に設計を担当しています。お客様ごとに担当が分かれ、1~2年目まではOJTで先輩とタッグを組み、3年目からはもう独り立ちして案件のマネジメントを任されていきます。
技術課で扱う製品は限りなく多く、年間合計100~200件ほどの試作案件が舞い込んできます。加えて半導体業界はスピードが重視されているので、お客様から試作のお話がきてから1週間で設計する、なんてことも結構ありますね。なかなか大変なこともありますが、課内での相談や、みんなでフォローをしあってすすめています。
相川さん
半導体の製造装置部品だけでなく、全く新しい技術開発にも携わりました。金属の粉末を積層する技術で、量産化にもこぎつけましたが、そこに辿り着くまでは試練が山積みでした。ゼロベースから新しい知識の習得が必要だったり、プロジェクトが急に方針転換したり・・・学生時代に専攻していた材料工学が活かせるかと思いきや、一から勉強することばかりで苦労したなあという思い出です。
藤井さん
今までの半導体製造装置部品から、性能を更に高めた次世代品の開発に携わりました。エンドユーザーの要望は年々変化していきます。それに合わせてお客様の製品の仕様・使用環境も年々変化していくため、それに関わるニッパツ製品も対応できるようにしていかなければなりません。性能をどうアップさせるかの試行錯誤は大変な道のりでしたが、最適な生産条件を見つけた時にはとても達成感がありました。
THE STORY OF YOUNG PEOPLE